厚生労働省の「労働基準関係法令違反に係る公表事案」に企業名が載ってないか確認

労働基準関係法令違反に係る公表事案」とは、労働基準に関する違反をした企業が載っている資料のことです。違反になった理由も書いてあるため、転職先を選ぶ時に役立ちます。

ただし「労働基準関係法令違反に係る公表事案」に載った企業の中には、時間をかけてブラック体質を改善している企業も存在します。よって、載っている全ての企業が現在もブラック企業であるとは限りません。

就職四季報からデータを集める

就職四季報」では、直近の業績や年間の有給取得平均日数などが企業のデータが載っています。そのため、会社の状況を知るのにピッタリです。

なかでも「平均年齢・平均勤続年数」は見ておきたいです。この数値を分析すると、下記のようなイメージができます。

パターン1:平均年齢が低くて平均勤続年数が短い場合
→若い時に退職する人が多いかもしれない。長く勤めるのは厳しいかもしれない。

パターン2:平均年齢が高くて平均勤続年数が長い場合
→入社後、退職する人は少なそう。その一方で、社内で若い人が少ない可能性がある。

社員達の労働状況を推測するのに便利です。

ちなみに、就職四季報は「総合版、女子版、優良・中堅企業版、企業研究・インターンシップ版」の4種類あります。自分に合いそうなジャンルを選んで、読んでみてはいかがでしょう。