そのような中、日経平均株価は急落となりました。売りが殺到して値が付かない銘柄が多く、寄り付き直後には一時▲1,051円安まで急落する場面が見られました。
その後は徐々に下げ幅を縮小したものの、結局は▲800円弱安まで巻き返すのが精一杯だったようです。
ちなみに、終値の下落率は今年最大だったことは言うに及ばず、2018年12月25日(▲5.0%安)以来の大きさとなりました。
なお、TOPIXも同じような値動きで大幅続落となっています。
東証マザーズ株価指数は大幅反落、売買代金は25日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は7,571万株、売買代金878億円となり、いずれも先週末より増加しました。新興市場もリスクオフモードが高まりましたが、大型株式市場のような活況には程遠く、売買代金は25日連続で1,000億円を下回っています。
また、主力銘柄が軒並み急落したことで、株価指数も大幅安となり、終値で800ポイントを割り込みました。なお、終値で800ポイントを下回るのは2018年12月26日以来のことです。
日本製鉄が11日続落で16年ぶり安値、富士フイルムHDが逆行高で一時+9%に迫る急騰
個別銘柄では、主力大型株は軒並み大幅下落となりましたが、とりわけ、ハイテク株の一角の下げがきつく、三菱電機(6503)、ローム(6963)、シャープ(6753)、パナソニック(6752)などが急落しました。