定年退職後の投資話にも注意!

定年退職で退職金が銀行口座に入金されると、金融機関などから「退職金を運用しませんか?」というセールスを受けることもあるでしょう。

こうしたセールストークに乗せられて「このまとまったお金で運用して、大当たりすれば子供たちにも資産を残せる!」と夢を見てしまうことがあるかもしれません。

しかし、大切な退職金を減らし、老後資金が不足するなんてことがあると大変です。そうならないために、投資をするとしても万が一損をしても大丈夫という金額で運用するようにしましょう。

また、手数料体系やリスクなどについての理解が曖昧なまま投資をすると、後から「こんなはずではなかった」ということになりかねません。

大切なお金を運用するにあたっては、「こんなことを聞いたら恥ずかしい」と思わずに、疑問はとことん質問し、内容をきちんと理解してから取引することが必要です。

おわりに

投資は資産を膨らませることができる可能性もありますが、元本割れのリスクもあり、必ず成功するという保証はありません。セールスマンの口車に乗せられて、商品内容やリスクがよくわからないのに契約してしまうのは非常に危険です。

投資初心者が失敗をしないためには、短期的な利益だけを追わず、値動きが激しいものは避け、万が一損失が出た場合の損切りルールを決めておくことが大切です。大切なお金を減らさないように気をつけてくださいね。

LIMO編集部