したがって、このまま預金金利が低い銀行の口座にお金を預け続けていると、将来口座維持手数料が導入された際には負担が大きくなってしまいますよね。そこで、今のうちに金利の高いネット銀行での口座開設を検討することをおすすめします。
たとえば、あおぞら銀行(BANK支店)の普通預金金利0.2%や、GMOあおぞらネット銀行(証券コネクト口座)の0.11%、楽天銀行(楽天証券と連携口座)の0.1%など、ネット銀行ではメガバンクと比べて高い金利を設定している銀行もあるのです。※2020年1月末現在
仮に、あおぞら銀行(BANK支店)の普通預金口座に10万円を1年間預けたとすると、年率0.2%ですので税引き前の利息は200円になります。先ほどの200倍ということですので、これは非常に大きな差です。
預金金額によっては口座維持手数料と相殺できるほどの利息を得られるかもしれませんし、もしそうでなくても口座維持手数料の負担を軽減することができるでしょう。
また、預金金利以外の面でもネット銀行での口座開設にはメリットがあります。こちらの記事『節約の達人が伝授!「ネット銀行はメガバンクよりお得」な理由』で詳しく説明していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
使っていない口座を解約する
2つ目の対策は、使っていない口座を解約することです。基本中の基本ですが、実はこれができていない方が非常に多いのです。