そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。寄り付きから徐々に下げ幅を拡大し、後場の序盤には一時▲389円安まで下落する場面も見られましたが、その後はやや盛り返して引けています。

それでも、▲300円超安となる4日続落となりました。

ちなみに、日経平均株価の4日続落は昨年8月2日~7日に記録して以来、実に6カ月半ぶりのことです。

なお、TOPIXも同じような値動きで大きく値を下げ、こちらは7日続落となりました。TOPIXの7日続落は、昨年4月26日~5月14日(7日続落、10連休をはさむ)に記録して以来、約10カ月ぶりです。

東証マザーズ株価指数は3日続落、売買代金は21日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は8,458万株、売買代金802億円となりました。出来高は前日より増加しましたが、売買代金は減少しています。前日にやや回復の兆しが見られた売買代金は、21日連続で1,000億円を下回っています。

また、株価指数は大幅下落となる3日続落で引け、800ポイント割れ目前まで迫りました。ここで踏ん張るかどうかは、今後の個人投資家のマインド回復次第と言えそうです。

“アップルショック”でハイテク株に急落が続出、ソフトバンクGも一時▲5%超安の急落

個別銘柄では、“アップルショック”を受けてハイテク株に急落が続出しました。

特に、半導体関連と電子部品株の下げがきつく、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、SUMCO(3436)、TDK(6762)、太陽誘電(6976)、SCREENホールディングス(7735)などが揃って急落し、村田製作所(6981)やアルプスアルパイン(6770)なども大幅下落となりました。