職場の「働かない人」にはどんな弊害がある? 周囲の不満を聞いてみた

組織の統率が取れなくなる

某IT企業子会社で働くAさんも、「働かない上司の先輩」にイライラすると言います。

「部長の先輩にあたる人がとにかく働かない。部長のほうが立場的には上だけど、部長が若い頃にお世話になっていた先輩だということで頭が上がらないらしい。立場が上の人間の指示を聞けないなら、会社勤めをやめればいいのにと思う」と苦々しく語ってくれました。

「しかも、部長のことを差し置いて部署の人間にあれやって、これやって、と指示してくる。PCの使い方レクチャーのようなことや定期券区間の変更など、個人的な事務処理についても『教えて』『やっといて』と任せてくるから面倒。仕事が進まない。それなのに部長は何も言えない」と部長に対しても不満がある様子。

このように部長とその先輩との関係が部下にまで影響を及ぼすようになってしまうと、組織としての統率が取れなくなり、現場が混乱してしまいます。

こうした状況は健全ではありませんし、業務に関係のない定期区間の変更など、個人的な事務処理を任されるような事態が起こるのでは、限られたリソースを最大限に活用することができなくなってしまいます。

新陳代謝が進まず、新しい文化を取り入れられない

「働かない人」たちは、長く会社に在籍し、これまで会社を引っ張ってきた存在として強大な力を持っていることも多いでしょう。しかし、その一方で会社の中のことしかわからず、昔からの課題がそのまま残り続けるという事態も起こりうるのです。

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FP保有の金融系ライター。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。