目的別に貯金を分けてみることも大事
それでもやはり、お金が減ってしまうことにストレスを感じる人は、目的別に貯金を分けて管理してみてもいいでしょう。「老後に向けて継続する貯金」「海外旅行に行くための100万円の貯金」「緊急時に使えるように用意しておく予備の貯金」など、目的に応じて貯金を分類するのです。
こうすることで、普段の生活の中で貯金をおろさなければならない場合でも、「老後に向けて継続する貯金」には手を付けずに済みます。
また、海外旅行に行くために貯めているお金に関しては、目的達成と同時になくなることが最初からはっきりしているため、お金が減ることに対する罪悪感も薄くなるでしょう。
すぐに意識を変えるのは難しくても、仕組みを工夫することで多少なりともその手助けになるということも、貯金をする際には覚えておきたいですね。
まとめ
貯金を継続していき貯金額がどんどん増えていくと、精神的に余裕ができてくることは間違いありません。しかし、貯金をすることの目的は精神的な余裕を得ることだけではなく、自分の目標やプランに備えることでもあり、そのあたりの意識付けを間違えてしまうと、お金に踊らされる人生になってしまうかもしれません。
今一度、なぜ貯金をしているのか?と考えなおしてみることで、お金に対する過度な不安から脱却することができるはずですよ。
【参考】「お金に関する意識調査」(ビッグローブ株式会社)
川上 俊介