また、前日に通期業績見通しの下方修正と期末配当見送りを発表した日産自動車(7201)に売りが多く出て、一時▲10%超安の暴落となって約10年7カ月ぶりの安値を付けています。
その他では、ハイテク株の一角が下落し、ニコン(7731)が3日連続で昨年来安値を更新し、リコー(7752)も大幅下落となったのが目を引きました。
一方、ソフトバンクグループ(9984)が反発し、ハイテク株ではオリンパス(7733)も堅調に推移しました。
また、半導体関連株にも買戻しが入り、SUMCO(3436)が一時+8%高に迫る急騰となり、アドバンテスト(6857)も大幅上昇となっています。
その他では、前日に通期業績見通しの大幅な赤字転落を発表した楽天(4755)が、悪材料出尽くし感により一時+4%超高まで上昇したことが注目を集めたようです。
新興市場(東証マザーズ)では、イグニス(3689)がストップ高まで買われ、メルカリ(4385)も堅調に推移しました。一方、そーせいグループ(4565)やサンバイオ(4592)など医療バイオ株が続落で引けています。
葛西 裕一