そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。ただ、前場の序盤に一時▲224円安まで下落しましたが、その後は下押しすることはなく、後場寄り直後は一時▲89円安まで下げ幅を縮小する場面も見られました。

結局、3桁の下落で続落となったものの、大きな方向感が定まらない値動きだったとも言えそうです。

なお、TOPIXも同じような値動きで値を下げ、今年初の5日続落となりました。

東証マザーズ株価指数は3日ぶり反落、売買代金は19日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は7,354万株、売買代金859億円となりました。出来高は前日より増加しましたが、売買代金は減少しています。

低位株を中心に一部銘柄の売買が増加したものの、依然として個人投資家の物色意欲は回復しておらず、19日連続で1,000億円を割り込んでいます。

また、株価指数も▲2%安に迫る大幅下落となり、3日ぶりの反落となりました。再び800ポイント割れが近付きつつあるようです。

期末配当見送りの日産自動車が一時▲10%超安の暴落、ソフトバンクGは反発

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)とファナック(6954)が大きく値を下げ、ダイキン工業(6367)は▲3%安に迫る大幅続落となりました。