”残業を減らせ”圧力の中で残業する人たちの言い分。働き方改革が多様性を奪う?

日中は電話や会議などでつぶれるのでやむをえず残業を

マスコミ関連企業で働くDさんは、「日中は会議や取引先との打ち合わせ、電話対応も多いし現場に取材に行くことだってある。そのためにデスク作業の時間が作れない。でも、デスク作業をしないと打ち合わせや取材にも影響が出るし、会議に使う資料を作れなくなってしまう」と残業の理由を語ります。

「周囲が帰って誰も話しかけてくる人がいなくなって、電話も鳴らなくなってからようやく自分の仕事に集中できる」とDさん。同じことを思って残業をしている人も少なくないのではないでしょうか。

おわりに

残業を減らすために生産性を上げろだとか、効率よく仕事をするべき、と言われることも多いのですが、やはり仕事量が減らないまま残業を減らすのは容易ではありません。会社側も業務全体の見直しをする必要性を認識してほしいものです。

今回とりあげた4人の話に思わず共感した人も多いのではないでしょうか。働き方改革が思うように進まないと頭を悩ませる経営者の人たちも、その理由に目を向けてもっと工夫をする必要がありそうですね。

大塚 ちえ

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執筆者

FP保有の金融系ライター。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。