”残業を減らせ”圧力の中で残業する人たちの言い分。働き方改革が多様性を奪う?

最近は、働き方改革によって定時に帰宅できるようになったという会社もあると思います。その一方で、残業削減の掛け声の中でも、残業をし続ける人たちがいるようです。それは何が目的なのでしょうか。

今回は残業を減らす気がないという4人に話を聞いてみました。

残業をしないとそもそも生活できない

ある人材会社で働くAさん。彼女は現在契約社員として営業の部署で働いていますが、残業を減らす気はないと言います。

「そもそも、残業を減らしたら生活していけない。営業として働いているのに毎月のお給料はとんでもなく低い。基本給は18万円。営業手当てや住宅手当てもないし、成績が良くてもインセンティブがない。残業代をもらわないと生活できないのに働き方改革なんてムリ…」と嘆きます。

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Aさんが言うには、「残業代が入れば額面24万円くらいまではいくけれど、それでも手取りは20万円を切ることが多い。転職しようと思っても忙しくて時間も取れないし、面接のための休みも取れない」そう。

「職場は常に人手不足で、誰かが休むと職場にギスギスした雰囲気が流れるし、休んだ人の仕事をカバーするのは大変だというのがわかっているから休めない。休んだら悪口を言われるような気がする」とのこと。職場自体に余裕がなく、互いにフォローする余裕もない状況がうかがえます。

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FP保有の金融系ライター。スポーツと音楽が趣味。金融機関勤めで得た知識と経験で、貯金・節約から投資までお金に関する悩みに向き合う。