子ども用携帯を使いこなせるようになった!

子どもが塾などの習い事に行き始めるのをきっかけに持たせることも多い、子ども用携帯電話。子どもが携帯の操作を迷いなくできるようになったら、一人で遊びに行ってもいいよ!と快く送り出せるかもしれません。

携帯の操作については、使っているうちにどんどん上手くなってくるので、塾が終わって帰るときや何かあったときに、親に電話をかける習慣をつけると安心ですね。ほとんどの子ども用携帯には防犯ブザー機能があるので、防犯面での安心感もあります。さらにGPS機能をつけることで、携帯を持った子どもが今どこにいるかが分かります。

注意してほしいのは、近年増加している、インターネットを介して子どもをターゲットにした犯罪や、スマホアプリでのやりとりをめぐるトラブルなどです。携帯やスマホは便利なコミュニケーション・ツールですが、友達同士で始終やりとりをしていたり、かぶりつくようにスマホに熱中したりしているのは、トラブルの元になる可能性があります。

事前に使用する方法や時間について約束事を決めるなど、きちんとルールを作るとよいでしょう。フィルタリングサービスなども利用して、子どもをトラブルから守る努力も必要です。

まとめ

「子どもを守れるのは親しかいない」のは本当のこと。初めて子どもを一人で遊びに行かせるとなると親としてはハラハラ・ドキドキものですが、信用して送り出してあげることは子どもが成長するチャンスでもあります。「できそう」が「できた!」に変われば、子どもの自信にもつながっていきます。

なお、今回お伝えしたサインやタイミングは、すべての子どもに当てはまるわけではありません。子どもによって個人差があるので、慎重にその機会を見極めるようにしましょう。

岩田 結