今の時代、連れ去りなど子どもをターゲットにした物騒な事件が後を絶ちません。事件は子どもが一人でいるときに起きやすく、子どもが単独で出かけるのは親としては心配ですよね。できる限り危険から守ってあげたいものですが、成長するにつれ、常に親がそばにいるのは残念ながら難しくなってきます。

では、いつ頃から子ども一人で遊びに行かせてもよいのでしょうか。その目安やタイミングについて考えてみます。

小学1年生になった!

小学1年生というと、親としては「保育園・幼稚園から進学してすぐだし、まだ右も左も分からないのでは?」と思うかもしれません。しかし、小学校の登下校は基本的に一人でしなければなりません。

入学後1カ月程度は先生が下校時に付き添ったり、集団で登下校したりするかもしれませんが、基本的には、義務教育期間である小・中学校の合計9年間、子どもは一人もしくは友達と学校に行き、授業が終わったらやはり子どもだけで家に帰ることになります。

このタイミングで「一人で登下校できるなら、一人で遊びに行かせても大丈夫なのかも」と思う人が多いようです。家から学校までの道順を覚えることは、近所の公園や友達の家への道を覚えるための第一歩にもなります。