そのような中、日経平均株価は利益確定売りに押されて小幅下落となりました。寄り付き後には一時+70円高まで上昇して、再び24,000円台回復を伺う展開となりました。しかし、前場の半ばにマイナス圏へ沈み、一時▲114円安となる場面も見られています。

その後は徐々に下げ幅を縮小しましたが、プラス圏への再浮上はならず、4日ぶりの反落で引けました。ただ、下落率は小幅に止まっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで4日ぶりの反落となっています。

東証マザーズ株価指数は4日ぶり小反落、売買代金は15日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,610万株、売買代金573億円となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は増加しています。前日より増えたものの、依然として個人投資家の物色意欲は回復しておらず、売買代金は15日連続で1,000億円を割り込んでいます。

また、株価指数もわずかに下落して4日ぶりの反落となりました。それでも、900ポイント割れはいったん回避した形ですが、今後の展開が注目されましょう。

投資ファンドによる出資報道のソフトバンクGが急騰、旭化成は下方修正の発表直後に急落

個別銘柄では、ハイテク株の一角が利益確定売りに押されて下落し、前日まで3日連続の昨年来高値更新だったパナソニック(6752)が大幅反落となり、アドバンテスト(6857)、HOYA(7741)、富士フイルムホールディングス(4901)、TDK(6762)なども大きく値を下げています。