みなさんは生活の中で、ついつい無駄なものを買ってしまって、出費がかさんでしまうという経験はありませんか?
電車などのちょっとした待ち時間に自動販売機で飲み物を買ってみたり、通りすがりのカフェにふらっと立ち寄ってみたりと、1つ1つは小さな出費であったのに、あとからそれらが積み重なり大きな出費になっていることに気がつきます。
そして、その度に「次は気を付けよう」と決心しますが、やはり出費は減らずにまた同じ結果になってしまう…なんてことは、おそらくほとんどの人が経験していることでしょう。
そこで今回は、こうした小さな無駄遣いを防ぐために心理学のテクニックを使った「今すぐできる超簡単な節約法」を解説します。
千円札をくずすかを試す実験
みなさんはお財布の中にお札しかないときに「できれば、くずしたくない」と感じたことはありませんか?
2012年に某有名TV番組で「自動販売機の飲み物を買うために、千円札をくずかどうか」という実験が行われました。
それは、サウナスーツを着て30分走ったのちに、休憩室で売られている150円のドリンクを、財布の中にある千円札(財布の中はあらかじめ千円札のみにしています)を使って購入するかどうか検証するというものです。