30分間もサウナスーツを着て走った後ですので、当然のどが渇いている状態です。そこで、「できれば、お札をくずしたくない」という気持ちがどれだけ強いかを試すことができる仕組みとなっています。
実験では、被験者の男性が休憩開始後わずか1分で千円札をくずしてドリンクを買いました。さらに、5分後には千円札をくずした小銭でもう1本のドリンクを購入したのです。また、もう1人の男性で実験を行うと、やはり千円札をくずしてドリンクを購入しました。
では、女性の被験者はどうだったでしょうか?
女性の場合、財布を手に取るものの、休憩10分間のあいだにドリンクを買わなかったのです。さらにもう1人の女性で実験を行うと、休憩中に財布を手に取るものの、やはりお札をくずしてまでドリンクを購入することはありませんでした。
その理由を聞いてみると、「お札のまま残しておきたい」「くずすと使ってしまうから」と語っており、この実験では男性より女性の方が「お札をくずしたくない」という気持ちが強く働くことが分かりました。
財布の中に1万円札だけを入れよう!
そこで、今回ご紹介するとっておきの節約法は「財布の中に1万円札のみを入れる」という方法です。