買う人がいるから転売するという理論は正しいのか?
このように転売の中には「叩かれる転売」もあるのですが、ここで問題になるのが「そもそも買う人がいるから売るんだ」という考えです。
人気アーティストのライブチケットもそうですが、明らかに値段が高いとわかっているのに買ってしまう。そして「儲かるんだな」とわかるから転売される…という悪循環ができてしまっているのです。
「突き詰めれば買う側も悪いよね」という理論になるのは、筆者も理解ができます。ただ転売しても許される物とそうではない物があるのもまた事実でしょう。何かを売る時、もし自分の中で後ろめたい気持ちがあったならば、それは転売しない方がいい物なのかもしれませんね。
【参考】
(※1)「メルカリからのお知らせ マスクの取引に関するご協力のお願い」メルカリ
(※2)「転売目的「望ましくない」 ネットサイトに対応要請 マスク購入で消費者庁」日本経済新聞
(※3)「転売目的? 限定人形100体買い占め 京都高島屋」日本経済新聞
(※4)「JR東日本、東京駅「記念Suica」で思わぬボロ儲け 170万枚でりえき十数億円はいく?」J-CASTニュース
川崎 さちえ