「お金はあればあるほど幸せ」という言葉がある一方で、「幸せはお金では買えない」とも言われています。
たしかに、世の中はお金がすべてではないのかもしれません。世の中にはおもしろい実験があり、“幸せになるためのお金の使い方”を解き明かしているものもあるのです。つまり、お金は“どれくらいあるのか”ではなく、“どう使うか”が幸せになれるかどうかのカギということになります。
本記事では、幸せになるためのお金の使い方についてご紹介していきましょう。
幸せになるためのお金の使い方「ハッピーマネーの原則」
みなさんは「ハッピーマネーの原則」という言葉をご存知でしょうか?
簡単に言うと“幸せになるためのお金の使い方”の5つのコツのことで、書籍『「幸せをお金で買う」5つの授業』にて経営学教授のマイケル・ノートン博士が挙げているものです。
一説として“お金持ち=幸せ”という概念があるものの、一方で“幸せはお金で買えない”という言葉を耳にしたことはありませんか? しかし、ノートン氏は講演にて「“幸せはお金で買えない”というのは嘘である」と述べています。
ノートン氏が挙げている「ハッピーマネーの原則」は、以下の5つです。
- 経験を買う
- ご褒美にする
- 時間を買う
- 先に支払って、あとで消費する
- 他人に投資や寄付をする
ノートン氏は、上記いずれかを満たせば、使う金額にかかわらず幸福度や満足度が上昇するとしました。