ダサい女が「ダサい」と気が付けない理由
アラフォー未婚女性がご相談に来ました。年収は600万円で女性にしては高いほうでしょう。過去の彼氏は学生時代に知り合った人だけ。恋の始め方も忘れてしまったそうです。
しかし、第一印象は非常に貧相でした。もちろん対面でそんなことはお伝えしておりません。
まずはメイクから改善することにしました。化粧ポーチを見せていただくと、シャネルとかソフィーナとかお持ちのアイテムは一つ一つ高いブランドでした。1カ月の美容代は1万円以上。
「塗ってるの?」と思うようなお顔だったのですが、お金をかけているので手抜きの自覚はないのです。
メイクを習って、ザザッと適当に塗っていたファンデーションも凹凸を意識して塗り、似合う色を選んでお化粧をして美しくなると、同じ服を着ているのにいい服を着ているように見えてきました。
彼女も高い化粧品を買って、ちゃんとお化粧していると思い込んでいたのです。「持っている」と「使いこなせる」ことは別なのに。