嫁姑問題は、いつの時代にも起こりうるもの。表面化していなくても、“お互い何かを思っている…”という家庭は多いのではないでしょうか。
共働き家庭も多い現代では、子どもの面倒を見てもらうこともあり、義母に何かとお世話になっているという人も多いもの。しかし、助けてもらっているにもかかわらず、義母に対してイライラしてしまうという悩みを抱える女性も少なくありません。
今回は、答えのない“嫁姑問題”について考えていきます。世の女性たちは、どんなふうに義母と関わりあっているのでしょうか。
本当は頼りたくない…でも頼らざるを得ない
自分の実家が近くにある人は、何か困ったことがあると実の親に頼ることができます。 「つわりがひどくて動けない」「上の子の参観日に下の子が熱を出してしまった」など、“どうしても”なケースのときに親を頼るのはよくあることではないでしょうか。
しかし、実家から離れた場所で生活している、実の親を頼れない事情がある場合には、他に頼れる場所を探さなければいけません。自分の実家よりもご主人の実家が近くにある場合は、義実家に「ヘルプ!」を出さなければいけないケースも出てきてしまうもの。本当は頼りたくなくても、そこに頼らざるを得ないというのが現実です。
実は他でもない筆者も、実家が遠く義実家は近くにあるケースに当てはまります。「何かあったらすぐに頼ってね」と声をかけてくれる義母なので、上の子と下の子の用事が重なってしまったときなどはお言葉に甘えるようにしています。
義母との関係がそもそもうまくいっていない人からすると、筆者のようなケースは恵まれている…それはよくよく理解しているつもりです。実の娘でもない嫁からの頼み事を、嫌な顔ひとつせず聞いてくれる。とても贅沢な環境で子育て・家事・仕事をさせてもらっているなと日々感じています。
しかし、長時間一緒にいるとなんとなく“モヤッ”とするポイントがたくさん出てくることも。
例えば、まだ子どもに与えないようにしていたお菓子を平気で与えていたり、勝手に洗濯物がたたまれていたり…。実の親になら「え、やめてよ」と普通に言えることも、嫁と義母という間柄だからこそグッと飲み込まなければいけません。そんな小さなストレスが溜まり、嫁姑間のモヤモヤが増殖していくのではないかと考えます。
嫁姑間のモヤモヤにダンナは気づかない
第三者から見ても明らかに嫌い合っているのが分かるような嫁と姑は、実はレアなのではないかと感じています。実際にはほとんどの嫁姑は「なんとなく合わない部分がある」と心の底で思っているもの。どちらかが我慢しているケースも、お互いに“違和感”を抱いているケースも多いと思います。
本人は、自分たちの間にある“なんとなくの違和感”に気づいているのに、その2人を出会わせる原因になった“ダンナ”は、そんな気配に気づいていないことがほとんどなのではないでしょうか。
「母親が来ると嫁の機嫌が悪くなる気がする…」そう感じる男性は多くても、それが嫁姑間にある“違和感”から発生していると気づく男性はほぼいないでしょう。こういうところを敏感に感じ取れる男性と結婚できている人は、もしかしたら義母に対して嫌悪感を抱く機会も少ないのかもしれません。
自分にとって他人である義母も、パートナーにとっては実の母親。その事実がまた、嫁側のグチをこぼす機会を奪っています。とは言え、それは変えようのない事実でもあるので、自分の気持ちがまいってしまわないうちに発散できる方法を見つけておくことが大切!
パートナーに知ってもらおうと頑張るより、姑に対してイライラを感じたことのある友人たちと気持ちをシェアするほうが、心を軽くすることができるかもしれません。
「所詮は他人だ」と割り切ることも必要
ハタから見れば仲良しそうに見える嫁姑も、本音の部分ではお互いに“あれ?”と思う部分があるのは当然。嫁と姑はもともと赤の他人で、パートナーと出会っていなければ顔を合わすこともなかった存在なのですから。
モヤッとするポイントがあっても、「所詮他人だから」と割り切ってしまってもいいのかもしれません。「義母と合わない…」と悩むより、開き直ってみるという方法でイライラ解消にトライしてみるのはいかがでしょう。
川西 まあさ