ここで衝撃的な事実が発覚。Tさんの息子は実は迷子になったのではなく、連れ去りの被害にあっていたのです。「あとから聞いた息子の話では、知らない男性に『さっき向こうで君のこと探してる人がいたよ。困っているみたいだった。一緒に行ってあげるよ、急いで!』と声がけされたそうです。ちょうどその時死角になって息子から私の姿は見えず、せかされるままについて行ってしまったそうです。」

迷子センターに保護されても一件落着…ではなかった! 

そんな事情は知らないTさんは1階のインフォメーションセンターに向かいます。不安を抱えながらエスカレーターで移動していると場内スピーカーからTさん息子の名前と年齢、服装などの特徴を伝える迷子アナウンスが聞こえました。