生命保険(死亡保険)

契約者に万が一のことがあったとき、生命保険があれば安心ですが、契約者が会社員であれば「死亡退職金」や「弔慰金」が支給されますし、生計を維持されていた(生計を同じくし、収入が一定未満である)遺族は遺族年金を受けることができる場合があります。

また、生命保険については、企業での団体加入保険があるならぜひ検討してみましょう。一般向けの保険よりも保障内容が優遇されていたり保険料が割安だったりする場合があります。

会社の死亡退職金・弔慰金

会社に勤めていた人が亡くなった場合は、会社の規定により「死亡退職金」や「弔慰金」が支払われます。勤続年数や給与の額、社内規定により金額が異なります。

遺族年金

遺族年金は、受給要件を満たした国民年金や厚生年金保険の被保険者(過去に被保険者であった方を含む)の死亡により、生計を維持されていた遺族が受けることができる年金です。国民年金の遺族基礎年金については、子、または子のいる配偶者のみが受取り対象者となります。(ただし、子の年齢や、未婚であることなど、いくつかの条件があります。)

団信(団体信用生命保険)

住宅ローン利用中の方の多くが、ローン金利に上乗せする形で「団体信用生命保険」に加入していると思います。返済中に契約者が「死亡・高度障害状態」になった場合は住宅ローンの残債は返済不要となります。そのため、ローンを心配して過剰な死亡保険に入る必要はないといえます。