「保険」は、もしもの時に備える重要な存在です。生命保険や医療保険の世帯加入率は約9割(※)という高い水準にあり、生命保険の1世帯あたり年間払込保険料は平均38.2万円にものぼります。

人生で必要となる保険の種類もだんだんと変化していき、今の保険に追加、追加で加入していくことが多いのではないでしょうか。「保険料の引き落としで大変だ」と思いつつ、そのまま払い続けていませんか。見直しできる部分がないか確認してみましょう。

【参考】
(※)『平成30年度 (2018年度)生命保険に関する全国実態調査<速報版>』生命保険文化センター

もしもの時の保障内容を見直してみよう

上述の「生命保険に関する全国実態調査」によると、掛けている生命保険の平均金額は2,255万円となっています。年間払込保険料の平均は38.2万円ですので、年間40万円近くの保険料を払っていると、例えば30~60歳までの30年間では計1,200万円にものぼります

生命保険以外にも、医療保険や自動車保険、住宅の火災保険、子どもの学資保険を契約している家庭もあるでしょう。学費や通塾費用に備えて貯蓄も続けなくてはなりません。ライフステージの変化に合わせて保険と貯蓄のバランスをトータルで整えていくことが重要となります。