しかし人口減少スピードは予想以上に早く、神戸市の活力を浸食しています。
モンブランの破綻は個別企業の事情はあっても、洋菓子を地場産業としている神戸市の街としての活力低下を象徴する出来事ともいえます。
神戸市は三宮駅の再開発や積極的なベンチャー企業の誘致、阪急神戸本線と神戸市営地下鉄西神・山手線の相互直通運転の検討、長田区への一部庁舎移転など積極的な活性化策を打ち出しています。これらの施策が神戸市を活性化して、活気ある神戸市の再興に期待したい所です。
参考資料
神戸市「神戸の地場産業について」
神戸市「神戸市の人口の現状と将来シミュレーション(神戸人口ビジョン(案))」
石井 僚一