しかし、春節休場明けの上海株式相場(中国)が想定並みの下落だったことを好感し、後場の半ばに一時▲181円安まで下げ幅を縮小しています。
結局、終値で23,000円台維持はなりませんでしたが、懸念された急落相場を回避した形と言えましょう。
なお、TOPIXも同じような値動きで反落となりましたが、下落率は日経平均株価より小さく収まりました。
東証マザーズ株価指数はわずかに反落、売買代金は11日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は5,374万株、売買代金609億円となり、いずれも先週末より増加しました。増加はしたものの、依然として個人投資家の物色意欲は回復しておらず、売買代金は11日連続で1,000億円を割り込んでいます。
また、株価指数もわずかに下落して反落となりましたが、取引時間中には800ポイント割れ寸前まで売られる場面がありました。
任天堂が一時▲7%安に迫る連日の急落、富士通が連日の昨年来高値更新
個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)、東京エレクトロン(8035)、テルモ(4543)、京セラ(6971)、アドバンテスト(6857)、ファミリーマート(8028)などが大幅安となり、アステラス製薬(4503)は一時▲5%安に迫る急落となりました。