また、先週末に急落した任天堂(7974)が一時▲7%安に迫る連日の急落となりましたが、終値は▲2%弱安に止めています。

さらに、円高が進行したこと等を受けて自動車株が冴えない値動きとなり、日産自動車(7201)、いすゞ自動車(7202)、三菱自動車(7211)が昨年来安値を更新しました。

その他では、前澤前社長の退任以降は注目度が低下したZOZO(3092)が先週発表した決算が嫌気され、一時▲20%安に迫る大暴落となり、終値も▲13%超安となったのが目を引きました。

一方、医薬品株では、エーザイ(4523)が+4%超の大幅高となり、中外製薬(4519)と第一三共(4568)も買われていずれも上場来高値更新となりました。

また、ハイテク株では富士通(6702)が引き続き買われ、連日で昨年来高値を更新しています。さらに、取引時間中に決算発表を行った三菱電機(6503)も直後から急伸して大幅高で引けました。

新興市場(東証マザーズ)では、サンバイオ(4592)がザラバで昨年来安値を更新した後に買い戻されて上昇し、メルカリ(4385)も大幅高となりました。一方、弁護士ドットコム(6027)が大幅続落となっています。

葛西 裕一