「娘は同じ町内のお友達と仲が良く、たいていはどちらかの家で遊んでいました。私も先方のママも午後は在宅しており、一緒に宿題をしたりゲームをしたり良好な関係でした。しかし、ある日新たなお友達がその輪に加わりました。隣のクラスのお友達らしいのですが、児童館でたまたま会い家が近いことが判明。娘たちに明日もくるか聞いたところ『明日はどちらかの家で遊ぶ』と答えたことで、自分もいきたいとなり遊びにきたようです」

Mさんは普段から、家の行き来をするお友達とは必ず親同士が連絡先を交換するように徹底していました。そのため「今日は仕方ないけれど、今度はママの連絡先を聞いてから来てくれるかな」とそのお友達に話したそう。その日は初めてということもあったため子供たちの輪にMさんも加わり、その子のお話もじっくり聞いてあげたといいます。

家にくる目的は私?

「しばらくしたある日。その子が親のLINE IDを書いた紙を持って遊びに来ました。『ママにはここに来ることは言ってあるの?』と確認すると、その子は頷きました。早速私はIDを入力し、ご挨拶を済ませました。先方はお仕事をしているらしく、返事が来たのは夜になってからでした」