・「2人目のイヤイヤ期は、上の子で一度経験しているから大丈夫かと思ったら大まちがい。1人目は比較対象がいないので「これがしたい」という欲求もそこまで大きくはなりません。でも、お兄ちゃんがいることで、それと比べて『自分もやりたい』『できないと腹が立つ』という感情が爆発してしまうようです。ケンカもしますし、1人のときよりずっとエネルギーを使いました」

どうやってイヤイヤ期を乗り切った?

イヤイヤ期は、言葉がまだ十分に理解できない子どもに説明しなくてはいけないので、とても根気が要ります。いつも自分に余裕があるわけではないので、ついつい子ども相手にカッとなることもありますが、それは逆効果。どんなに感情的に叱っても子どもが言うことを聞くわけではありません。

イヤイヤ期には子どもの意見を代弁する育児法が良いとも言われており、子どもがイヤイヤし始めたたら、『これがやりたかったんだね?』と根気強く話しかけるのが効果的なことも。しかし、子どもの理解度や親の許容度など個人差もあるので必ずしもうまくいくとは限りません。

そこで、「子どもの言い分を聞いた上で、それでもダメならこちらの都合に合わせてしまう」と割り切ったという経験者ママも。「完璧な母親になろうといつも優しく子どもに合わせていたら、自分自身のイライラが募りパンクしてしまいます。育児は先が長いので無理をするのは禁物。時には感情的になることもあるでしょうが、自分を責める必要はありません」と言います。