イヤイヤ期とは、2歳前後の子どもが何にでも「イヤ!」と言う反抗期のようなもの。個人差はあれど、このくらいから子どもの自我が芽生え始め、「これが欲しい!」「これがしたい!」など、泣いたり怒ったりしながら欲求を大人にぶつけるようになります。

イヤイヤ期は、一般的には言葉がうまく話せるようになり、幼稚園などで集団生活をして世の中のルールを学ぶと落ち着いてきます。しかし、イヤイヤ期の真っ只中にいるママたちには、子どもがあまりにも言うことをきかないことで育児ノイローゼになってしまう人も。

子育てが一段落したママたちに、子どもがイヤイヤ期で大変だった経験と今振り返って思うことを聞いてみました。

イヤイヤ期にはこんなことで困り果てた…

・「まだ下の子の妊娠がわかる前に長男がイヤイヤ期に突入しました。『自分で歩く』と言ったり『抱っこして』と言ったり、要求がすぐに変わるので外出中に立ち往生。『こうしなさい』といえばイヤイヤがはじまるので、私もイライラMAXでしたね」

・「ご飯を食べさせようとしても口をつけないので、『じゃあ自分でしたいのかな』と思い何もしないで放っておいたら今度は泣き叫ぶ。だからまたご飯を口に近づけると「イヤ!」と言って、スプーンを放り投げる。本当にどうすれば良いかわからず、絶望感に打ちひしがれたものです」