また、子どものお気に入りを見つけることも、イヤイヤ期を乗り越えるための良い手段です。この遊びが好き、このおもちゃが好き、この歌が好きといった子どものお気に入りを把握しておけば、イヤイヤが発動した時に最終兵器として使えます。

たとえば、外出時は子どものお気に入りのおもちゃを内緒でバッグに忍ばせておき、イヤイヤが始まったら取り出すといった具合。大好きなものとを目の前にすると、キラキラとした笑顔が戻ることもあるでしょう。

おわりに

育児期間中は複雑な感情や葛藤に胸をかき回されるものです。特にイヤイヤ期はママになって1、2年という時期。初めてのことで戸惑うのは当たり前ですし、いつでもやさしく笑顔で過ごすのは難しいでしょう。育児に真剣に向き合おうとしているからこそ悩んだり、子どもにキツくあたってしまったりしてしまうのです。

イヤイヤ期は誰にでも効果がある特効薬のようなものはありません。先に紹介したような作戦も、その日は上手く行ったけれど違う日はダメだったということもあります。周りの目を気にしたり、完璧にしようとしすぎず、子どもと一緒に成長していくという気持ちで臨むのが良いかもしれませんね。

LIMO編集部