[4]塾・習い事…本人が希望しているかどうか
毎週通い続ける塾や習い事。みんな習い事にどのくらい支出しているのでしょうか。株式会社バンダイが2019年5月に、3~6歳の未就学児と小学生の子供を持つ親(700人)にアンケートを実施しました。「子どもの習い事に関する意識調査」によると、子ども1人当たりの月謝は平均1万3,607円。未就学児では8,644円ですが、小学6年生では1万5,611円となりました。習い事別に見てみると、最も費用が高かったのは学習塾で1万5,362円。次いで英会話が8,761円、ピアノが7,200円、学習塾費に2万円以上を充てている家庭も3割近くありました。
子どもの人数分だけ習い事の費用は増えていきますから、時には子どもに習い事のことを聞いてみましょう。親としては良かれと思っていても、子どもにとっては負担になっていることもあります。実は習い事に通うことに疲れている子どもも多いのです。何事も向き不向きがありますので、親子でゆっくり話をしてみるのも大切なことですね。
家庭によっては通信教育を利用しているところもあるでしょう。通信教育は塾と比べて往復の時間がカットでき、入塾料も不要、時間を自由に設定して学習できます。しかし自主的に学ぶ方法が向いているお子さんもいれば、塾の方が向いているお子さんもいます。料金のみで学習方法を決めるよりも、お子さんに合う方法を探したほうが、長い目で見てためになるはずです。
まとめにかえて
通塾費用のように、見直すことによって一時的に費用が増えるケースもあるかもしれません。しかし思い切った見直しにより、より良い人生、より優れた家計支出につながる可能性も高くなります。固定費の見直しは、取り掛かってみると効果を実感できる優れた家計管理方法です。家計の最適化をはかって貯蓄額アップにつなげていきましょう!
【参考】
「子どもの習い事に関する意識調査」株式会社バンダイ
LIMO編集部