また、ファーストリテイリング(9983)と良品計画(7453)が揃って▲5%超安の急落となり、J.フロント リテイリング(3086)など百貨店株も大きく値を下げています。

さらに、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(4661)は、Q3累計の営業利益が減益となる観測報道が流れ、またインバウンド入園者数の減少懸念から一時▲8%超安の急落となりました。

その他では、ここ数カ月の上昇が顕著だったアドバンテスト(6857)など半導体関連のハイテク株も軒並み売られたようです。

一方、数少ない値上がり銘柄の中では、不動産株が逆行高となり、三菱地所(8802)が一時+6%高に迫る急騰となり、三井不動産(8801)や住友不動産(8830)も大幅高となったのが目を引きました。

また、スズキ(7269)やHOYA(7741)も小幅上昇ながら逆行高となりましたが、限定的な値動きに止まったようです。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が続落となり、ブシロード(7803)も軟調な値動きでした。一方、医療バイオ関連株では、ヘリオス(4593)が爆騰し、ブライトパス・バイオ(4594)も値を上げています。

葛西 裕一