「趣味・生きがい」の有無

趣味や生きがいは、生活満足度に大きく影響を与える要因の1つです。「趣味・生きがい」がない人では総合主観満足度を「5点」と回答する人が最も多い一方で、「趣味・生きがい」がある場合は「7~8点」と回答する人が多くなりました。

「頼りになる人」の数

「頼りになる人」がいるかいないかも重要な要因です。「頼りになる人」が「いない」と回答した人の総合主観満足度で最も多かったのは「5点」、2位が「0点」でした。「5点」以下を付けた人が74%を占めた点も見逃せないポイントです。

一方、「頼りになる人」が多いほど、「0~4点」や「5点」と回答する割合が減少し、「7~8点」を付ける人数が増えることが明らかになりました。

ボランティア活動の有無

ボランティア活動をしていない人で最も多かった総合主観満足度は「5点」、している人では「7~8点」がピークになっています。

「他人にちょっとした親切をすることが、自分の気持ちを満たしてくれる」という経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

「自分の幸せは何か」を考えてみよう

内閣府の調査からは、健康や「趣味・生きがい」、「頼れる人の数」や「ボランティア活動の有無」が生活満足度に大きな影響を与えることが浮き彫りになりました。生活するうえでお金は欠かせませんが、生きがいや人とのつながりといった”目には見えないモノ”も、幸せになるための大切なポイントだといえるでしょう。

年収を上げることだけに関心を向けている人は、一度立ち止まって「自分の幸せは何なのか」を見つめ直してみてはいかがでしょうか。

LIMO編集部