たとえば、性別および就業形態別の平均給与を見てみましょう。(表「性別および就業形態別の平均給与」を参照)

性別および就業形態別の平均給与(国税庁の資料をもとに編集部作成)

男性と女性、正規雇用と非正規雇用の間に、平均給与からは読み取れない格差が生じていることがわかります

【参考】
『平成30年分民間給与実態統計-調査結果報告-』国税庁

年収が3,000万円以上になると生活満足度は下がる

内閣府は国民の生活満足度を把握する目的で、「家計と資産」や「健康状態」、「社会とのつながり」や「住宅」といった11分野の指標(ダッシュボード)を作成しました。

さらに、この指標に基づいて「満足度・生活の質に関する調査」を実施し、令和元年に第1次報告書を公表しています(※1)。