しかし、申請してから約2カ月後、県知事から届いたのは厚生労働省が発行した「特別児童扶養手当証書」でした!
長男のために仕事もセーブしなければならない我が家は当然収入も少なくなっており、月額3万4,770円という手当はとてもありがたい金額。
もっと早く特児の存在を知っていれば…という気持ちにもなりましたが、頂いた手当を大切に、生活をしていきたいと思っています。
「我が子は対象になる?」と思ったらまずは相談を
特児を申請するためには、1年以内に行った発達検査の結果が必要で、我が家は申請のために発達検査「WISC―IV」を行いました。
申請が通るか通らないかの明確な基準は分かりませんが、まずはお住まいの市区町村の担当課に詳しい話を聞いてみましょう。
所得制限などもあるため貰える金額には差が出てきますが、生活に困っているような低〜中所得者にはかなりありがたい手当になると感じています。
親が働き方を変えなくてはいけなかったり、通常の保育サービスを利用できなかったりと、発達障害を抱えている子どもを取り巻く環境は実に複雑です。
国から貰える手当には積極的に申請し、経済的負担軽減を試みるのも「ゆとりある育児」につながるのではないでしょうか。
【参考】
「特別児童扶養手当について」厚生労働省
広瀬 あゆみ