暦の上では雨水(うすい)を目前に控え、雪が雨へと変わり、春の足音が聞こえ始める時期となりました。確定申告の真っ只中ということもあり、ご自身の銀行残高や資産の「伸び」をシミュレーションしてため息をついている50代の方も多いのではないでしょうか。
「人生100年時代」と言われる現代において、豊かなセカンドライフに向けた老後の資産設計は非常に重要です。 特に、2024年の新NISA制度スタートをきっかけに、積立投資を始める人が急増しています。インフレが進む今、単なる「タンス貯金」や「銀行預金」だけでは資産を守りきれないのが現実であり、投資による資産運用はもはや必要不可欠と言えるでしょう。
そこで今回は、50歳から65歳までの15年間にわたる積立シミュレーションをもとに、老後の資産計画における重要ポイントを解説します。 自分に必要な金額を正しく把握し、豊かな老後への一歩を踏み出しましょう。
1. 投資シミュレーション
まず初めに、50歳からの15年間を想定した積立投資シミュレーションの結果を見ていきます。
【運用結果】(年利回り3%の場合)
- 積み立て月額:5万円
- 投資元本:900万円
- 運用収益:231万円
- 最終資産:1131万円
年利3%で15年間の運用をした場合、資産総額は1131万円となり、約231万円の運用益が得られる計算になります。これは老後資金の柱として、十分に頼りになる金額と言えるのではないでしょうか。
しかし、安心できる老後を迎えるためには、資産運用だけでなく、定年退職前の現状把握と計画作りが欠かせません。
ここでは、具体的に検討すべきポイントを解説します。
