曖昧な情報を子どもに伝える

この時期、不確かな情報を子どもに伝えると混乱の原因になります。むしろ混乱の原因にしかなりません。例えば高校の大学進学状況の情報です。大学受験が終わって進学する大学を決めた人も出てきていますし、センター試験も終わっています。

そのため「あの高校から東大を受ける人がいるらしいよ」とか「あの高校に行くと指定校推薦がもらいやすいみたいだよ」という「らしいよ」「みたいだよ」という話が多くなってくるのです。しっかりと裏をとった話ではないので、本当なのかどうかはわかりません。でもそういう話を聞くと、受験生の気持ちはぐらついてしまいますよね。

他の子と比較する

「○○ちゃんは塾に行って毎日遅くまで勉強しているよ」「あの子は頭がいいからね」など、他の子どもとの比較は絶対にやめて欲しいと思っています。言っている人は何気なく話しているのでしょうけれど、ナーバスになっている受験生にとっては、そういう一言がカチンとくるものです

実際に娘も言われたことがあって、その時には『で?』と上手にかわしていましたが、心の中では嫌な思いをしたのだろうなと思います。学校では順位が出て、ある意味比較されてしまうのは仕方ありません。でも受験生は受験生なりに自分のペースを守って勉強をしているので、親や周囲が他と比較する必要はないのかなと考えています。

咳などの体調不良

受験生がいる家庭では、インフルエンザや風邪予防もかなり慎重に行っています。でも学校や買い物に行った時などに、思い切り咳をしている人を見ると「お願いだからマスクをして」と思います。

当然娘もマスクをして出かけますが、それでも気になりますからね。少し前に長男が咳をすることがあって、その時には家族全員からマスク着用の命令が出ました。家族だけではなく学校関係者も、自分の体調管理をしっかりして欲しいと切に願います。