「クラスで起こったちょっと面白い話だったので、その場にいたママさんたちは笑顔で話題に乗ってくれました。私としては『場が持ってよかった』程度の気持ちで話題を提供しました。しかし、後日他のママから『聞いたよー。相変わらず情報通してるね。でも、うちの子に聞いたらそんな話あったかなって言ってたよ。盛りすぎじゃない?』と言われてしまいました。どうやら、私の話に尾ひれがつき、その尾ひれまで『私が盛った』こととして流れていたようで…。しまったと思いました」

誰かの噂話をするということは、その話が形を変えて伝わり自分が発言していないことまで自分の発言として認識されてしまうのだ、そんなことをTさんは痛感したといいます。

噂話の首謀者にならないために

結局、Tさんはしばらくの間「噂話が好きなスピーカーママ」というレッテルを貼られてしまったそう。モヤモヤしたTさんは、話題に出してしまったお子さんのママにメールで謝罪。「娘から聞いた話を軽率にしてしまいご迷惑をおかけしてすみません」と伝えたそうです。先方はすでにその話を耳にしていたようですが、キツくあたることもなく「噂話は楽しいので伝言ゲームのように話が大きくなるんだなって改めて思いました」と返信があったそうです。