そうした意識は、パートナーや恋人などの異性だけではなく、ご結婚されている方は感じることがあるかもしれませんが、舅という異性にもあるかもしれません。例えば、「長男の嫁になろうものなら、何をしても許される」と舅が考えているというようなシーンです。

また、「男が台所に立つなんてありえない」というなど、女性からしてみれば「いつの時代だよ?!」と突っ込みたくなる事をいまだに信じてやまない男性が身の回りにいるという方もいるのではないでしょうか。

その2:年功序列制度も男性意識に影響してやしないか

年功序列というのは、「歳を重ねたものは経験豊かで、その年齢に比例して相応の結果を出すことができる」という前提に立った制度だということができます。しかし、それは、すべてのケースであてはまるというものではないでしょう。

そうした前提が影響しているのでしょうか。男性に対して、すべての人物に対して年功序列で評価してもよいわけではない、とは思うのですが、そうした仕組みにより、結果として男性全体への評価軸が下駄をはいているとは言えやしないでしょうか。

そうした結果、どんなに女性が働いて、支えても、「成果はすべて自分にある」と思っているという人を見かけることがあります。