私の経験も踏まえてみていくと、男性同士もさることながら、男性から女性への攻撃(口撃)というシーンも決して見逃せないと考えています。

女性から見て、男性が「取り扱いにくい」と思う5つの背景

こうしてみてきた問題を「男性同士での問題」や「女性同士の問題」ととらえると、「それぞれのグループで問題があるのね」と、ややもすれば、異性から見ると簡単に片付けられがちではあります。

しかし、ひとたび異性間での問題ととらえると、もう少し日本社会の構造的な問題点が広がっているのではないかと考えています。なぜそういえるのか、5つのポイントで見ていきたいと思います。

その1:「大和撫子」信仰?!ってまだ存在するのか

「女性は三歩下がって」というような考えはまだ存在するのでしょうか。女性が男性の後をついていくのが当たり前、ということを口にする男性もほとんど見かけなくはなりましたが、気づかないうちにそうした意識があるという方は、まだいるかもしれません。