その様子を見ながら、なおにゃむさんは自問します。「『まきおが17時だ』と言い出した時点で、『みんなが食べ終わってからね』と言えばよかったかしら?いや、それだとあいまいだから『18時ね』とみんなが完全に食べ終わる時間を言えばよかったかしら…?」

そして帰りの車中。お父さんが、怒ったときの気持ちを説明してくれました。「自分が食べ終わったからといって、ああやって帰る準備をはじめたら、周りはせかされているみたいじゃないか。それに、まるで実家にお年玉をもらって、ご飯を食べにきただけのようにも感じる。本人が恥をかくことにもなるし、ああいう行動はしないように、ちゃんと教えていかないと…。」

まずフォローを考えてしまうなおにゃむさんと、親がいないときでも周囲に合わせて行動できるよう、きちんと教えていきたいと考えるお父さん。4月が来れば、まっきーも5年生。今よりも触れる世界が広がり、親が手伝うことができない場面も増えてきます。たくさん成長を感じたなあと思うこともある反面、まだまだ課題があるなあと思わずにはいられない、なおにゃむさんなのでした。「まっきーの発達障害アルアル日記」。また次回もお楽しみに。

ご注意:本記事は発達障害と診断されたお子さんを育児中の方の体験記であり、発達障害の症状等を医学的に説明するものではないことをご理解頂けますと幸いです。

【マンガ記事】まっきーの発達障害アルアル日記

言語発達遅延という発達障害で支援級に在籍中のまっきーとママのなおにゃむさんの育児日記。当たり前だと思っていたことが当たり前じゃない、イレギュラーの連続の中で、まっきーに癒されながら子育てをするなおにゃむさんの本音が満載です。

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