「39歳で第一子を出産しました。よく『高齢出産は体力的にきついわよ』と周囲に言われていましたが、やはりその通りでしたね。長時間の抱っこや子どもを連れての移動では、毎回ヘロヘロになっています。

でも、その代わり金銭的な余裕をもって育てることができました。若いうちに用意しておいた貯金のおかげで、育児グッズや習いごとは好きなものを選べています。体力的な余裕がないぶん、『ちょっとタクシーを使おうかな』『電動のベビーラックを使ってみよう』とお金で解決することもありますよ。

周囲のママ友と年齢差を感じることもありますが、たいしたデメリットではありません。高齢出産からの育児生活は確かにハードですが、決して間違った選択ではなかったと思います」

キャリアを諦めた代償は大きかった

最後は、出産に伴いキャリアを一旦諦めた女性のケースをご紹介しましょう。よく「育児が落ち着いたらまた働きたい」と考えているママを見かけますが、うまくいかない可能性もあるようです。