そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。ただ、寄り付き直後に一時+163円高まで買われて23,900円台を回復する場面がありましたが、前場の終盤には一時+21円高まで上げ幅を縮小しました。

その後はやや膠着感が強まりましたが、最後は連日の3桁上昇で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きで続伸となりました。

東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金は連日で1,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は4,921万株、売買代金828億円となり、いずれも前日より減少しました。前月(昨年12月)から始まった個人投資家の資金移動が一巡した感があり、売買代金は連日で1,000億円を割り込んでいます。

ただ、一部主力銘柄が上昇したこと等により株価指数は続伸し、再び900ポイント回復が目前となりました。今後の個人投資家の物色意欲の動向に注目が集まるでしょう。

富士通が3日連続で昨年来高値を更新、業績下方修正のファーストリテイリングが大幅安

個別銘柄では、ハイテク株が引き続き買われ、富士通(6702)が3日連続で昨年来高値を更新し、ソニー(6758)、NEC(6701)、村田製作所(6981)などが連日で高値更新となりました。