日本の年末の風物詩といえるのが、「NHK 紅白歌合戦」ではないでしょうか。日本の音楽界を築いた大御所から、今年の顔とも言える若手アーティストまで、毎年様々なアーティストが出演し歌唱する楽曲や演出が注目されます。
特に2019年の大晦日に放送された第70回紅白歌合戦では、ジェンダーフリーを表現するようなアーティストの姿が話題になりました。
自分らしさは”紅組”でも”白組”でもない、氷川きよしが見せた新境地
NHKでは毎年紅白の会場となるNHKホールで本番同様のリハーサルを行い、それを取材陣に公開しています。昨年は28日午後から31日昼までの4日間行われ、数多くのアーティストが取材に応じました。
その中でも一際目を引き注目を集めたのが氷川きよしです。彼のステージにかける思いは、これまで築かれた”演歌界の貴公子”というアーティスト像を超えていくものでした。