ただ、今思い返せば、十分に結婚をやめるという要素だというのは付け加えておきます。

夫になる人からそこまで言われた以上、「いつかは同居しなきゃならないのなら、最初からやってやるわ!」と半ば開き直り、2世帯住宅でもない、一軒家に私は飛び込んだのです。

当初は辛くないはずはないと想像していましたが、私の考えは非常に甘かったということが分かってきました。

私はというと、ストレスで体調が悪化。そして、居場所がなく、狭い部屋に閉じこもる日々。食べたい時に食べられない、寝たい時に寝られない、自分の好きなインテリアにも出来ない大好きなお風呂には入浴剤も入れられないし、入るのはいつも最後。

そう、すべてが夫の両親のペースでの生活です。そこに、幼子を連れて長期滞在する義理の妹。もはやそこに私のペースや自由な時間や空間を確保するというのはほとんど無理だったといえます。

ただ、義両親は余計な事は言わないし、優しくて本当に良くしてくれたとおもいます。仮にこの先、夫と別れるようなことがあっても、この人達には会いたい。そう思える瞬間があったのも事実ですこうした心境になるのには10年近くの歳月を要しましたが、そう思ったのは事実です。

私の場合は嫁姑問題ではなく、嫁舅問題

しかし、そうは思っていられない状況に直面することになります。