ここまで親に暴言を吐いた事が無かったという夫が、反抗したのです。それに驚いた義父が「病気になったのもお前らのせいだ!」と爆発してしまい、「今すぐ出て行け」となってしまったのです。

その後、私たちは家を出ることになるのですが、追い出されてからわかった事ですが、夫は自分の父親が独裁政治でやりたい放題で、何をやっても気に入らないと怒り出すので、あえて何もしなかったし、反抗もしなかったというのです。

そうした息子の思いを知る由もなく、私含め義母や義父はどうしたら家の事をやってくれるのかを永遠に議論していたのでした。

支えたくても支えられない家族

こうして、とてつもない覚悟のもと始めた夫の両親との生活、そして長く辛く、でも楽しかった同居生活はあっけなく幕を閉じたのでした。振り返ってみると、やはり、同居はするものではないと身に染みて思うのです。

話はやや飛びますが、こうした経験を踏まえて私の介護の見方が変わり案した。介護は家族で面倒を見るものという思い込みがありましたが、もしかしたら自分の介護は自分で準備して対応する時代に入ってしまったのかなとも思います。

単純に家族の手を借りるかどうかといっただけではなく、お金の準備についてもいえるかと思います。介護に関しては、自分の家族でさえ、分かり合えず、悲しい事件の報道を耳にすることもあります。

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伴侶の家族とはいえ、突き詰めていえば「赤の他人」ともいえます。もちろん、家族がみんなで幸せに暮らすことができるとは信じたいのだけれども、少なくとも私の目の前では、家族との関係だけを見ても、なかなか難しかったというのもまた現実です。