しかし、パートに出ながら専業主婦時代と同じように家事をこなすのはなかなか困難。洗濯や掃除など、溜めておいてもいいものは休日にしわ寄せが来ます。ある休日のこと。夫がリビングでスマホ片手にゴロゴロしていたので、「私も平日仕事で忙しいし、これからは休日の掃除機かけぐらい、分担してもらえないかしら。」と、思い切ってお願いしてみたのです。

すると夫の口から出た言葉は、「休日ぐらい休ませろよ。そもそも、働いているといったって、パートの給料っていくら?俺の給料に全然足りないだろう。家事分担を主張するなら、同じだけ稼いでから言えよ。無理なら足りない分を労働で補うのは、当然だろう?」どうやら、夫にとって、家事労働は、家庭を維持するための共同作業ではなく、稼ぎの少ない人がやって当然という認識だったようです…。

まとめ

妻と家事労働を分担しあったり、妻が自由に自分のことを決めたりしても、世間的に自分の株が下がるというわけではないはずなのに、なぜか高圧的に妻の上に立ちたがる旦那様たち。

前述のKさんは、夫の言葉をきっかけに「いつか夫の収入を越える」が目標となったそうです。「同じだけ稼いだら、絶対家事分担を半々にしてもらいます。あー、でもその前にそこまで経済力がついたら、即離婚かも(笑)」と笑うKさん。妻に対して、あまりに高圧的な態度を続けると、とんでもないしっぺ返しを食らうことになるかもしれませんね。

LIMO編集部