就業不能リスクに備える保険

病気やケガで働けなくなった際に給付金を受け取れるのが「就業不能保障保険」です。死亡や治療費などのリスクを考える人は多いですが、働けなくなった場合のリスクについて考えている人はまだまだ少ないようです。

住宅ローンを組んでいる場合、通常は団体信用生命保険の加入が必須であるため、死亡した場合は住宅ローンの返済が免除されますが、死亡せず働けないような状態の場合は、収入が減り、しかしローンの返済は続く、という状況になってしまいます。こういったニーズが増えてきているので、最近は就業不能保障付きの団信なども登場しています。

注意したいのは、保険会社により支払い要件が異なるので、精神疾患でも対象になるかどうかや、障害等級の何級から対象となるかなどについても確認しましょう。

がんや急性心筋梗塞、脳卒中などの3大疾病を保障する「特定疾病保障保険」も一時金や年金型で治療費や収入減少に備えることができるので、合わせて考えると効果的です。