「Hさんの子供が原因」とLINEのグループに流された
Bさんは同じマンションに住むMさんに「小学校の情報とか知りたいので」と声をかけられ、軽い気持ちでLINEを交換していました。
その直後、Mさんが作った保育園ママグループに勝手に入れられているのに気がつきましたが、特に問題もなさそうなので放置していたところ、いきなりHさんの名前がLINE上で取り上げられていたので驚き、連絡してきたといいます。
「保育園でも少しインフルエンザの子が出てきているけど、Hさんの子供が原因だと勝手なこと言っている」というのです。
あまりのことにHさんは怒りを覚えました。家でもインフルエンザ予防として様々なことをしているのに、罹る時には罹ってしまうもの。職場にも迷惑をかけてしまうので、好き好んでなりたい人などいるはずがありません。
結局、グループ内のママ達は誰一人としてMさんに乗っからず、無難に「インフル、他の園でも流行っているみたいです」と返し、全くMさんの思惑通りにはいかなかったそうです。
翌年のインフルエンザ1号は噂を流したママの子
翌年もインフルエンザの流行となり、保育園での発症第1号がMさんの子供でした。完治した日の朝、送りの時間にMさんは、顔を合わせたHさんに「インフルエンザって、予防接種していてもなるんですね」と困った表情を浮かべて声をかけてきました。