今シーズンのインフルエンザは流行に入るのが早く、各地で学級閉鎖や幼稚園や保育園のクラス閉鎖が続いています。
共働き夫婦で近くに頼れる祖父母が住んでいないと、子供がインフルエンザになると休まなくてはならないので、嫌でも神経質になります。しかし、インフルエンザは目に見えないウィルス。どんなに手洗いうがいを励行していても、罹る時は罹ってしまいます。
今回は、家族全員予防接種を受けていたものの、小学生のお兄ちゃんがインフルエンザにかかり、保育園に通う弟に感染し、LINEで勝手な噂を広められたHさんの話を紹介します。
お兄ちゃんが高熱を出した翌日に弟も発熱
Hさんは小学3年生のお兄ちゃんと年中の弟を持つ元気なママさんです。正社員としてフルタイム勤務していることもあり、インフルエンザの予防接種は毎年欠かさず受けていました。
これまで、兄弟ともインフルエンザの流行期でも罹ったことはありませんでしたが、ある年、お兄ちゃんが通う小学校でインフルエンザが大流行し、友達が相次いで発症したのです。Hさんは寝る前と朝、熱を測って注意深く見守っていました。
そうするうち、Hさんの心配が現実に。学級閉鎖が決まったその日の夕方に発熱をし、翌日かかりつけの小児科で検査をすると陽性の結果が。お兄ちゃんがインフルエンザになったことから職場に事情を説明し、弟は保育園を休ませて様子を見ていたところ、やはり弟の方も体調が悪くなりました。